我が教習所では、第2段階からゼッケンの色が黄色から青色になります。
第2段階は交通法規に基づき応用走行、という時間。
つまりはもう、一通りの技能はできている、という扱いなわけですね。
1段階のときの私が「青いゼッケンのひとはすごいんだ」という目で見ていたのと同じことを、今度は1段階の人たちが私に対して思うかもしれないわけですね。こりゃあプレッシャーだ。
2段階の標準時限は17時間。
1段階の標準が14時間ですから、新しい項目はほとんどないにもかかわらず、こちらのほうが時間は長いわけですね。
まあ、2段階からは1日3時間の予約が可能になりますが。(連続3時間はできないので、どこかで1時間休憩しなければなりません=拘束最低4時間、なので移動含めると半日潰れます)
というわけで、2段階の各項目を軽く振り返ってみます。
- 項目1:シミュレータ
私、下手したら実車以上にこいつが苦手です。
酔う、というところまではいかないですが、中央線までの感覚がわけわからなくなるというかですね。
同じ時間に受講した教習生が私含めて3人いましたが、、、若いお兄ちゃんはやはりうまいですね。ゲーセンで慣れてるせいもあるのかも・・・とか思いながらみてました。
- 項目2~8:コース走行
自動車学校のコースを走る練習です。
コースは1コースと2コースとあり、「卒業検定ではどちらがあたるかわからないので両方練習するけど、まずは1コースを完璧に覚えましょう」、ということでひたすら1コースを練習。
走るコースがあやふやだと、そちらに気を取られ運転に集中できないと困る・・・と、とたんに不安になる私。
幸い、教官によるコース走行DVDを無料貸し出ししてくれたので、借りて何度もみて、コースを必死で覚えました。
- 項目9~10:カーブ走行
教習生は私と、シミュレータで前に一緒になった若いイケメンくん23歳。
この時間はコース走行はほとんどやらずに、カーブの練習です。
カーブの走行速度は時速20km以下でと習っています。
しかし、この練習では時速30kmでブレーキをかけることなく曲がることが求められます。
教官:「過去にこの練習で、反対車線飛び出して向こうのフェンスまでいっちゃった人がいるんで気を付けてくださいね~」
それをきいておびえる2人。
「無理だったら25kmでもいいから~、とにかくいつもよりも頑張って少しスピードだしてみて!」
というわけで、教官→私→イケメンくんの順でカーブを曲がります。
一度怪我しているので、また病院送りは勘弁願いたい私。
というわけで、ビビりな私は初めから25kmを目標にすることに決定します。
(ちなみに通常は15~6kmまで落として曲がっています)
感想。
きゃあ、こわいこわい。
しかし結局、そのときは23kmくらいしか出せず・・・で教官がやや苦笑いしてたような気もしましたが。
この教習の目的である「普段よりプラス10kmくらい上げて曲がると結構怖いから、速度は抑えて曲がりましょうね~」ってことは無傷で(←私的にはここ重要)体感できたので、項目としては無事にクリアしましたとさ、ちゃんちゃん。
- 項目11:急制動
1段階のときも項目としてはやっていますが、そのときは時速30km制限でした。
2段階では時速40km制限で、指定位置から路面乾燥時11m、湿潤時14mで止まることが課題です。
まずは制動距離にとらわれず、時速40kmを維持する練習から。(なにしろ初めて40kmまで速度を上げる、ということなので)
ビビりな私はなかなか40kmを維持できず、しかもブレーキのタイミングが早くなってしまい何度もやり直し。
教官からは、「1速から2速、3速にあげるなめらかなギアチェンジができていないので、3速40kmになったと思ったらすぐにブレーキ操作をしなければならなくなってしまっているのが悪い」と指摘を受け、早い段階で3速40kmにあげられるように練習をしていきました。
このあと、模擬追突体験もしました。
別々の走行位置を指導員と同じ速度で、適当と思う車間距離を保って走ります。
指導員が途中急停止するので、そのとき追突しないようにしてこちらも急停止する練習です。
車間距離が短かったり、ブレーキ操作に手間取ると追突の危機が・・・(隣の車線走ってるので実際にはもちろん追突しないわけですが、教官に並んでしまったり、超えてしまったらアウトなわけです)
現実にはまあ、どこかであの教官止まるぞっ、と思いながら走ってますので、すんなり止まることができたのですが・・・やはり車間距離は大事ですね、という体験でした。
- 項目12:回避
赤上げて、白上げて、赤上げないで、白下げない♪
じゃないですが、教官が赤と白の旗をもっており、
- 赤の旗をあげたら左へ走行
- 白の旗をあげたら右へ走行
- 両方あげてたら中央で停止
という練習です。
指示速度は40km。教官は30m先に立っており、旗があがったらその色に従って回避します。
ひととおり説明が終わったあと、
左手に赤、右手に白をもつつもりだけど、左手に白もってたら、どっちによける?
と、いじわるな教官。
まあ本番ではちゃんと左手に白じゃなくて赤もっててくれましたけどね。ほっ。
その2に続く。